映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は、海兵隊員がエイリアンに挑む戦争映画!

映画の中に登場する兵器 ~航空兵器編~

アメリカ海兵隊が着用しているインターセプターボディアーマーは、かつて採用されていたPASGTベストから更新された新しいモデルになっています。PASGTベストでは44マグナム弾や砲撃の破片を食い止めることができますが、小銃弾を阻止するとは出来ませんでした。新しく採用されたインターセプターボディアーマーでは、セラミックプレートを装着することで旧NATO軍が採用していた標準弾を20km以内で3発打ち込まれても、大丈夫なものです。

新しいインターセプターボディアーマーはアフガニスタン紛争でも使われているので、おそらく「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の劇中でもおそらく着用していると思われますが、なんといっても今回海兵隊が敵として戦うのは人間ではなく、地球外生体のエイリアンなので最新の装備で戦ってもかなり大変な戦いです。

海兵隊の兵器

海兵隊は陸軍とは違っている編制になっています。もちろん海兵隊も特殊部隊があります。特殊部隊には海兵隊特殊作戦司令部があり、この指令部にある戦力は2個大隊基幹の戦力があります。そしてこの他にも特殊作戦司令部に常設されている7つの海兵隊遠征隊すべてが、特殊作戦能力があります。

実際のアメリカ海兵隊の装備や兵器など、いろいろありますが日本への配備で大きなニュースになったオスプレイも海兵隊にあります。ちなみにエアフォース・ワンは大統領が乗る飛行機ですが、マリーン・ワンもあります。マリーン・ワンはアメリカ大統領がアメリカ海兵隊機に乗った時に使われるコールサインになっていて、副大統領の時にはどうなるのか?!というとマリーン・ツーになります。大統領専用の輸送ヘリコプターは空軍ではなくマリーンです。

映画に登場する航空兵器

  • AH-1W スーパーコブラ・・・AH-1Tの発展型として登場しました。AH-1Tと大きな違いは、夜間目標指示システムを装備すると、TOW対戦車ミサイルやAGM-114ヘルファイアが昼夜問わずまた天候状況関係なく使用できるようになった点になります。ベトナム戦争の時に配備されたAH-1G コブラが戦果をあげたことで、AH-1Tを海兵隊でも装備することが決まってから、いろいろな改良が施されてAH-1W スーパーコブラとなっています。
  • AH-1Z ヴァイパー・・・前述のAH-1Wスーパーコブラから発展型の攻撃ヘリコプターです。AH-1Wスーパーコブラと同じ構造になっているのは、コックピットの周辺構造だけで、他はまったく違うのえAH-1Wスーパーコブラとはまったく別物のヘリコプターといっていいほどです。固定兵装に機首ターレットにM197 20mm機関砲を装備しています。このヘリコプターの大きな特徴は、このヘリ自身で空VS空という戦闘でも可能なほか、空対空戦闘能力が高いということころです。そして空対空戦闘のためのミサイルも装備することができます。
  • UH-1H ヒューイ・・・このヘリコプターは日本の陸上自衛隊でも採用しているヘリコプターです。アメリカで一番最初に採用されたのは1959年にアメリカ陸軍で採用されてベトナム戦争などで活躍したのはこのヘリになります。ベトナム戦争映画に登場するヘリコプターはこの機種になります。アメリカでは別のシコルスキーUH-60ブラックホークに置き換えが始まっていますが、日本を含めた多くの国ではまだまだ現役のヘリとして活躍しています。
  • UH-1N ツインヒューイ・・・中型サイズの軍用ヘリコプターです。パイロット1名の他に14名が登場することが出来ます。そして機外吊り下げの耐久重さは5000ポンドなので2,268キログラムの輸送が可能なヘリコプターです。日本の自衛隊は採用していませんが、この中型軍用ヘリコプターを採用している国はたくさんあります。近年では2003年アメリカのイラク侵攻のときに海兵隊のUH-1Nが運用されています。
  • CH-46E シーナイト・・・大型輸送できるヘリコプターです。ツインヒューイよりもさらに大型のヘリコプターです。46-Eタイプは乗客25名に乗員3名の搭乗が可能です。日本では「バートル」と呼ばれることが多い機種で陸上・海上・航空自衛隊でバートルは採用されています。アメリカでは陸軍からは不評のため、アメリカ海兵隊と海軍が保有しています。貨物の積み込みなどをする時には、機体後部にある傾斜板式の扉で積み込みを行いますが海兵隊員が乗り込むときにも、後部にある傾斜式の扉から搭乗します。
  • MV-22B オスプレイ・・・日本の米軍基地にも配備されているオスプレイです。オスプレイという意味は「ミサゴ」という意味になります。ヘリコプターと固定翼機として両方の特性を持っている期待で、今までのヘリコプターに比べると、かなり高速になりそして航続距離もヘリコプターをかなり上回ります。海兵隊向けにはMV-22で、海軍向けにはCV-22になっています。
  • F/A-18 ホーネット・・・マクドネル・ダグラス社の開発による戦闘攻撃機です。F18という呼ばれ方が日本では多くされています。ホーネットの意味はスズメバチという意味になっています。以前海兵隊で配備されていた戦闘機がF-4だったので、攻撃機の後継機として制空戦闘能力と対地攻撃能力の高い艦上戦闘機として採用されました。アメリカのほかに、カナダ空軍・オーストラリア空軍・スペイン空軍でも同じ機体が採用されています。
  • A-10 サンダーボルトII・・・A-10はアメリカ空軍で初めての近接近航空支援専用機です。この航空機は陸上で戦う戦車や装甲車といった地上軍を支援するための任務にあたる航空機です。第二次世界大戦中に対地上攻撃で活躍したリイパブリックP-47から由来したサンダーボルトⅡになっていますが、愛称のホッグやウォートホッグという呼ばれ方のほうが多くなっています。一時期この飛行機は活躍することはないのでは?!と配属飛行隊の多くがF-16に転換されましたが、湾岸戦争のときに砂漠環境で対戦車ヘリコプターが機械トラブルに悩まされた時でも、ホッグはトラブルなしでかなり湾岸戦争のときに活躍して航空統制任務に赴いたのは656回という回数です。