映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は、海兵隊員がエイリアンに挑む戦争映画!

マルティネス少尉が卒業した士官学校?!

リチャード・ギア主演で大ヒットした青春映画『愛と青春の旅立ち』がありますが、この映画ではリチャード・ギアが訓練を受けたのは海軍士官養成学校です。この海軍士官養成学校での訓練期間は13週でかありハードな訓練でもちろん脱落者がでてきます。おまけにビシビシと鍛える鬼教官は、海兵隊の軍曹というからかなり厳しい訓練だっただろうな。と想像できます。

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』でマイケル・ナンツ二等軍曹の上官、マルティネス少尉は士官学校を主席で卒業したばかりのホヤホヤという設定になっています。まだ卒業して間もないからこそ、予期しない出来事が起こると、あたふたとしていまいます。でも?!【海兵隊に士官学校はない】のであります!

海兵隊の士官になるには?!

うぬ??マルティネス少尉はどこの士官学校を出たの?!と思ってしまいます。海軍の士官学校はアナポリス(メリーランド州)、空軍はコロラドスプリングス(コロラド州)、陸軍はウエストポイント(ニューヨーク州)という独自の士官学校があります。

練兵訓練が一番長くそして厳しいといわれる海兵隊は、独自の士官学校がないんです。そのため海兵隊の士官になりたい人への最低条件としてあるのが、大学卒業が最低条件になっているので全米の大学から卒業生そして社会人など多用な職業の人たちが士官として入隊したいと希望してきます。

士官を希望して海兵隊へ入隊した場合、海兵隊の士官候補生学校へ入行します。この海兵隊の士官候補生学校での訓練は10週間の訓練となります。他に海軍の士官学校アナポリスを卒業した士官候補生が、海兵隊将校に任官するという方法もあります。

ほかの方法では、各大学に設けられている予備役将校訓練課程を修了することで海兵隊少尉に任官されるという方法があります。この道での教育は前半の2年間は海軍関係を学び、後半の2年間で海兵隊について学びます。海兵隊の士官候補生学校を修了すると、海兵少尉に任官されるので、劇中のマルティネス少尉は、海兵隊の士官候補生学校を卒業したと思われます。

士官候補生学校を修了して、海兵少尉に任官されると、すぐに続けてバージニア州クアンティコの米海兵隊基礎訓練校 という日本のテレビ局の名称のような略称TBS(The Basic School) に入校します。クアンティコのこの基礎訓練校では、6ヶ月間もの間に渡り訓練と教育を受けます。この6ヶ月の基礎訓練校での成績が、規定レベルに達しなければ海兵少尉の任官が取り消されてしまうという、かなり厳しい6ヶ月の訓練期間となっています。この海兵隊基礎訓練校(TBS)を卒業して、初めてアメリカ海兵隊士官になります。

おそらくマルティネス少尉も、少尉となってからすぐにこの訓練所へ送られるはずなので、本来ならあんなにあたふたしないはずです。あれだけ激しい訓練を受けてきているので、大げさにやったという感じでしょう。